タイトルの通り、楽天ゴールドカードへの切り替えは一旦保留しようかなと思っています。ちょっと前にこんなことを呟いておいてなんですが・・・
ポイント増加分で元が取れそうなんで、楽天ゴールドカードに切り替えようかなぁ
— tempo96@ブログ2年め (@tempo96blog) 2018年9月24日
理由は、いまの楽天市場利用額だとメリットがないから、です。獲得できるポイントぶんよりも年会費が上回っちゃうんですよね。
楽天ゴールドカードの特徴を抜粋しておきます。
・楽天市場での買い物で、ポイント還元率プラス2%(通常の楽天カード利用は4倍)・国内外の主要空港ラウンジが年2回まで無料で利用可能
・そのほか、ショッピング保険などの上限値がアップ
・年会費は2,160円/年間(税込)
いまは通常の楽天カードを使用しています。そもそもなぜ楽天ゴールドカードに切り替えを検討していたかというと、楽天市場でのポイント還元率プラス2%が大きいなと思ったからです。
楽天市場年間利用額はだいたい2万円くらいと少ないので効果ないかなーと思っていたんですが、どうやらゴールドカードのポイントアップは楽天ふるさと納税にも適用されるらしく、まとまった金額が動くのなら結構効果があるのでは?と考えたわけです。
ちなみに僕の年収だと、ふるさと納税ではおおよそ4万円くらいまでは節税効果があります。節税効果の上限は、控除金額シミュレーションでざっくり把握できます。
控除金額シミュレーション | ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス]
楽天市場での年間利用額がだいたい2万円、ふるさと納税ぶんがだいたい4万円となるので、楽天市場では年間約6万円のお支払いとなります。ところが、ちょっと深く考えてみると、そうでもないことがわかりました。具体的に計算してみます。
まず通常の楽天カードの場合、楽天市場で買い物をするとポイント還元率5倍まで行きます。
通常利用ぶん1%+楽天カード利用ぶん2%+楽天市場アプリ利用ぶん1%+カード引き落としを楽天銀行からで+1%
楽天市場年間利用額が6万円だったので、この場合の年間利用額に対するポイント還元ぶんは、¥60,000×5%=3,000ポイントとなります。
さて、これが楽天ゴールドカードだった場合どうなるかといと、ポイント還元率が7倍になります。
通常利用ぶん1%+楽天カード利用ぶん2%+楽天市場アプリ利用ぶん1%+楽天ゴールドカード利用ぶん2%+カード引き落としを楽天銀行からで+1%
この場合の年間利用額に対するポイント還元ぶんは、¥60,000×7%=4,200ポイントとなります。通常の楽天カード利用と比べると、1,200ポイントも多くもらえそうです。とはいえですよ、ここに年会費が乗ってきます。すると獲得した4,200ポイントから年会費2,160円ぶんを引いてみると残りは2,040ポイント。
・・・あれ?通常の楽天カード利用時の方が多くポイントもらえるじゃん・・・
ちなみにポイント還元分で年会費がカバーできるという説明を多く見かけます。これは楽天ポイントを年会費の支払いに充当することは可能なことと、プリペイドカードにチャージして利用することも可能だからですね。
「楽天カード ポイントで支払いサービス」を開始 | 楽天株式会社
楽天スーパーポイントで楽天銀行プリペイドカード(JCB)にチャージする|楽天銀行
あともう一点。楽天ゴールドカードで空港ラウンジが使えるという点ですが、これは年会費無料で持てるエポスゴールドカードで十分じゃない?とも思います。
楽天ゴールドカードで利用できる空港ラウンジはこちら、エポスゴールドカードで利用できるラウンジはこちらです。
というわけで、僕の場合は楽天市場での年間利用額が少ないので、楽天カードを楽天ゴールドカードに切り替えてもあまり恩恵が受けられないことがわかりました。
しかしながら、楽天市場での年間利用額が多い人は楽天ゴールドカードに切り替えるとじゅうぶんメリットがあると思いますよ!
具体的にはゴールドカード2,160円分を獲得するための利用額(=楽天市場でのポイント増加分2%として、2,160円ぶんのポイントに相当する金額)が目安になると思います。これは年間108,000円、月額にすると9,000円です。あなたの楽天市場利用額はどのくらいでしょうか?
ではでは。