先日、とある書類が郵送されてきました。その名も議決権行使書面。対象となったのは「i-mizuho欧州株式インデックス」です。
どうやら口数(契約数みたいなもの)が一定基準を下回り運用の維持が困難となったため、繰上償還の書面決議を行うに至った・・・ということだそうです。
【2018.3.28追記】
賛成多数により、繰り上げ償還が決定となったようです。詳しくは運用会社であるブラックロックジャパンのリリースをご参照ください。
【追記ここまで】
後日談として、繰上償還に合わないための投資信託選び方について書きました!
投資信託の繰上償還リスクが現実化した件 - ステップ・バイ・ステップ
解約基準とは?
説明書面の説明によると、この投資信託は受益権が30億口を解約基準と設定していて、2017年12月末時点での実績が約4億5千万口程度となってしまったようです。
この辺りのルールは交付目論見書に記載されてました。
(交付目論見書より)
繰り上げ償還に賛成か反対か
議決権に賛成・反対を記入して、同封されていた封筒にて運用会社に郵送します。これで全受益権者のうち3分の2以上の賛成が得られれば繰上償還となるわけです。ちなみに、期限までに郵送しない場合は賛成とカウントされるみたいです。
繰り上げ償還リスクが実現するとは・・・
どうなるのかわかりませんが、直感的には適切な運用維持が困難と通告された投資信託が維持されるとはあまり思えないですよねえ・・・
3月20日に書面による決議だそうです。その後、繰上償還が賛成多数であれば4月27日をもって投資信託契約が解約されます。
その昔、先輩に教わってとりあえず手数料の安そうなインデックス投信を積立購入し始めた時に選んだものなので、ちょっと思い入れもありました。
投資信託のリスクの一つに認識していたとはいえ、繰上償還って意外と身近にあるんですね・・・はてさて、結果がどうなるか。
ではでは。
20代のうちにいろいろ経験してみようと思い、5つばかり投資先を試しています。
www.tempo96.com