米国株初心者として悩みどころは、そもそもドルをどうやって用意するのかというところです。まだまだ初心者ですが、なんとなくベターな方法がわかってきたので書いてみます。最初は為替手数料なんか気にしないでドル転してましたからね…
(ドル転→ドルを購入すること)
前提
米国株取引で普段使っているSBI証券、マネックス証券での方法です。個人的なオススメは、住信SBIネット銀行での外貨積み立てという結論に至りました。
なお、本記事中では可能な限り最新情報を記載するように注意していますが、もし認識誤りなどで事実と異なる記載がある場合は、ご指摘頂けるとありがたいです。
為替手数料(スプレッド)とは
通常、ある通貨で別の通貨を買う際(例えば円でドルを買う)は手数料がかかります。これを為替手数料(スプレッド)といいます。為替手数料は交換する通貨ごとに異なります。ネット証券の場合、円→ドルだとだいたい4銭〜25銭くらいです。
そもそもドルじゃなくても米国株は買える
いきなりですが、ドルを保有していなくても米国株は買えます。SBI証券の場合は、外国株取引の画面で円貨決済を選択します。するとSBI証券の口座から購入相当分の円が引かれ、ドルでの米国株買付が行われます。
この方法の為替手数料は1ドルあたり25銭です。1,000ドル購入したら、為替手数料で250円かかる計算です。ちなみに為替手数料で25銭というのは、そこそこお高いです。
単純計算ですが1ドル100円として1,000ドル購入した場合、実際に購入できるのは997.5ドル(99750円分)ということです。逆にいうと1,000ドル購入したいときは100,250円が必要です。
マネックス証券は円貨決済は対応していません。
ドル転の方法を考える
SBI証券とマネックス証券の場合で、米国株購入のためのドル調達方法を調べました。
SBI証券の場合
①円貨決済する
冒頭で説明した通り事前に円をドルに変えることなく、米国株購入時に振り替える方法です。メリットは事前準備がいらないこと、デメリットは為替手数料が25銭とお高めなことです。
②外貨購入する
SBI証券内で、ドルを購入する方法です。この場合も為替手数料は1ドルあたり25銭です。
③住信SBIネット銀行で買う
個人的にはこれが一番オススメです。理由は2点。
- 為替手数料が(比較的)安い
- 外貨積立によるドルコスト平均法が取れる
→さらに上限レートを設定できる(この値段以上なら買付しないという設定。相場の急変動リスクヘッジ)
僕はこの方法で、毎日少額を積立購入しています。為替手数料は1ドルあたり4銭です。外貨即時決済サービスを使えば、住信SBIネット銀行からSBI証券の外貨口座に入金できます。
マネックス証券の場合
①外貨両替
マネックス証券の場合はこの方法しかありません。外国株取引口座内で、マネックス証券口座に保有している円でドルを購入します。為替手数料は1ドルあたり25銭です。
ただ、マネックス証券の場合は結構キャンペーンをやっていたりします。はじめての米国株取引の場合は手数料キャッシュバック、直近だと9月22日、25日、26日の3日間は為替手数料無料キャンペーン実施中(終了しました)です。こういった情報をうまく活用したいですね。
FX業者を使う
最後に、FX業者を使うパターンです。僕はまだFXがきちんと理解できていないのでやっていませんが、これが為替手数料の最安手段みたいです。
例えばSBI FXトレードの場合。最低通貨単位は1通貨からと取り組みやすく、為替手数料は1ドルあたり0.27銭とかなりお安くなっています。多くの業者では1000通貨単位、1万通貨単位での取引が基本のようなので、最低単位が1通貨というのは珍しいみたいですね。
SBI FXトレードの場合は最低単位が1通貨からとハードルが低いみたいですが、一般的なデメリットとしては、ほとんどの業者で最低単位が大きいことが挙げられると思います。資金量がある方は問題ないのでしょうけどね。
FX業者を利用するドル調達方法については、まだ勉強が足りないので、もう少し詳しく調べて実践したら、加筆します。
まとめ
というわけで、いま実践しているドル調達方法についてでした。オススメは住信SBIネット銀行での外貨積み立てです。あくまで初心者から見えている方法なので、もし他にもこんな良い方法がある、などありましたらご教示頂けると嬉しいです。
ではでは。
関連記事です。株式以外の資産運用にも手を出しています。