確定申告は毎年2月16日〜3月15日となっています。仮想通貨の損益は算出できていますか?
以前に【クリプタクト】無料で使える仮想通貨の税金計算サービス「tax@cryptact」で確定申告を簡単に!で書いた通り、2017年中に仮想通貨売買でちょこっと利益がでました。
仮想通貨の税金計算サポートは色々なサービスが出てきているようですが、クリプタクトと同様に、取引履歴をアップロードするだけで仮想通貨売買の損益を算出してくれるサービス【G-tax】がテストユーザの追加募集を行っていました。せっかくなのでG-taxも登録して使用感をまとめてみました。
ただ、サービスとしてまだβ版の提供であり、本記事のアップ時点ではユーザ登録を停止しています。メール登録しておくとユーザ追加募集のタイミングで通知がくるので、気になる方は登録しておくことをおすすめします。利用料金がかからないのもありがたいですね。
ちなみにクリプタクトはいまのところ登録制限を解除しているので、早く手軽に仮想通貨の損益を知りたい方はクリプタクトの利用をどうぞ。
- 管理画面
- 対応している仮想通貨取引所
- 取引履歴の取得方法ヘルプ
- 税理士の相談までサポートしているG-tax
- 運営会社について
- まとめ:G-tax・tax@cryptactともに甲乙つけがたい、すぐ使えるのはクリプタクト
管理画面
登録後にログインできる管理画面はこんな感じです。
最初はなにも登録されていないので、赤枠のところから取引履歴をアップロードしていきます。
アップロード画面で取引所・取引種別を選択して、アップロードします。
最初の画面で、計算実行ボタンを押すと計算方法の選択画面になります。現状、移動平均法しか選べません。
計算終了すると、登録しているメールアドレスに通知がきます。
管理画面に戻ると、こんな感じで損益が算出されています。
対応している仮想通貨取引所
2018年1月現在、10の国内外取引所の取引履歴に対応しています。国内の主要な取引所はきっちり抑えていますので、国内取引所でのみ取引している場合は十分だと思います。ハードウォレットであるTREZORにも対応しているのはおもしろいですね。
取引履歴の取得方法ヘルプ
クリプタクトでは各取引所の取引履歴のダウンロード方法について、かなり丁寧に解説してくれていました。
G-taxでも同様に、ブログ記事の形でていねいに解説してあります。
税理士の相談までサポートしているG-tax
G-tacでは税理士との連携を推している印象です。後述しますが、もともとGurdianという税理士紹介サービスから派生したサービスがG-taxと言えるかもしれません。
サービス概要をざっとみる感じ、本格的に取引していて大きい利益があるケースだとGurdian、個人でこじんまりと取引しているケースはG-taxという住み分けかなあと見えます。
G-taxで簡単に損益を算出して、その次のアクションとしてGurdianに送客する想定なんでしょうね。とりあえず損益を把握したいとという場合は、G-taxで十分でしょう。
運営会社について
G-taxの運営は株式会社 Aerial Partners (エアリアル・パートナーズ)です。ここが提供するサービスは3種類あり、Gurdian, Gurdian Light, G-taxとなります。
Gurdian, Gurdia Lightは実際に税理士の方に相談して、書類作成までを請け負ってもらえるサービスのようです。
Gurdian, Gurdian Lightはまだβ版リリースということで、クラウドファンディングでも開発資金を募集されているみたいですね。
仮想通貨取引による税金の悩みをゼロにするサービスを正式公開したい! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
今のところ、僕はリアルに税理士に相談する規模感ではないので、Gurdian, Gurdian Lightについてはあまり調べていません。
まとめ:G-tax・tax@cryptactともに甲乙つけがたい、すぐ使えるのはクリプタクト
取引履歴をアップロードするだけで簡単に仮想通貨の損益を算出してくれるので、G-tax, クリプタクトの両方とも使い勝手が良い印象です。
ただ、いま登録可能なのはクリプタクトなので、すぐに損益を算出したい場合はクリプタクト一択かなと思います。
確定申告は2月16日〜3月15日の期間ですから、その間にはもう一度くらいG-taxの追加募集もあるのではないかと思います。
とくに仮想通貨取引をこじんまりやっていて、損益が20万円を超えていないか確認したい方はぜひ使ってみてください。
ではでは。
クリプタクトを使ってみた感想はこちらでまとめています。
www.tempo96.com