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【クリプタクト】使い方解説!仮想通貨の損益計算サービス「tax@cryptact」で税金を算出!法人向けにも対応!

2017年ぶんの確定申告でお悩みの方はいませんか?特に、仮想通貨です。

20代初心者が試している資産運用5つでも書いた通り、仮想通貨をちょっと取引していまして、2017年中に売買でいくらか利益をあげることができました。仮想通貨は雑所得として課税されます。

そのため、自力で税金の計算をしないといけません。どうせバレないでしょ・・・と思っても、仮想通貨の税収試算は相当な額になりそうなので、国税庁もしっかり目を光らせてくると思います。下手すると脱税になってしまいますからね・・・。

とはいえ、仮想通貨の税金は売買だけでなくアルトコイン同士の売買でも課税となっていて、手動で計算するのはかなりややこしいです。

そこでオススメなのが、仮想通貨の損益計算を自動で行ってくれるtax@cryptactというサービスです。仮想通貨取引所からダウンロードできる取引履歴をアップロードするだけで、無料で損益を自動算出してくれます。

tax@cryptactはこんな人におすすめ
・そもそも仮想通貨の損益計算がよくわからない
・税理士に依頼するほど、たくさん利益が出ていない
・アルトコイン同士の売買を行っていて、損益計算が面倒
・自分で仮想通貨の利益を計算したくない、分からない

なお、2017年現在の仮想通貨取引にかかる税金の考え方は把握しておいて損はないと思います。
記事の前半で仮想通貨の税金について解説している記事をご紹介していますので、そちらもぜひ読んでみてください。

法人向けサービス「taxpro@cryptact」の提供開始!【2018/2/23追記】

2月23日付けで法人向けのサービスが開始されました。

益計算サービス「tax@cryptact」の商用利用が可能となる他、複数アカウント管理が出来るなど、法人利用に特化したサービスです。また、本サービスでは仮想通貨の実現損益計算に係る専門家によるアドバイスを行っており、これにより一層スムーズな実現損益計算が可能となります。

・tax@cryptactの商用利用可能
 →税理士法人が顧客向けに案内できるようになった
・複数アカウント管理に対応
 →上記の顧客ごとにアカウントを管理できるようになった
この辺りが目玉ですね。そのほか、機能アップデートのリクエストも優先的に受け付けてもらえるようです。

個人かつ、小額取引である僕のようなケースでは関係なさそうですが、税理士法人がサービス案内してくるようになるんですかね?
今後のサービス拡大にも注目です!

仮想通貨は雑所得

国税庁の発表によれば、仮想通過売買で得た利益は雑所得に分類されます。具体的な計算例も公開されていますので、公式発表を把握されたい方は、国税庁の発表資料をご参照ください。


また、仮想通貨にかかる税金の解説に関しては、以下の記事を参考にさせてもらいました。ありがとうございます。




tax@cryptactで仮想通貨の損益計算をしてみた

仮想通貨の税金について色々調べまわっているうちに、tax@cryptactを知りました。2017.12.24にリリースされたばかりの新しいサービスです。いまのところ、登録できる人数は先着順のようです。メールアドレスとパスワードの設定だけで使えますので、気になる方はお早めに登録どうぞ。
2018.1.15現在、登録制限を解除しているみたいです。この機会にぜひ登録してみてください。

使い方はご自身が仮想通貨売買を行った取引所から、取引履歴ファイルをダウンロードしてきて、アップロードするだけです。

僕は国内の仮想通貨取引所のみ使っているので、coincheck,bitFlyer,Zaifといった国内主要取引所の取引履歴ファイルに対応しているのはありがたいですね。

クリプタクトの対応取引所一覧

poloniexやbinance,bittrexなどの海外取引所の取引履歴にも対応しています。また、フォーマットさえ揃えれば、自作のcsvファイルでもアップロード&計算可能です。

実際に使ってみました。
管理画面はこちら。
cryptactの管理画面

各取引所からダウンロードした取引履歴ファイルをアップロードすると、取引情報が時系列に並びます。
cryptactの実現損益が自動で計算された様子

coincheckの場合、取引所と販売所で、取引履歴ファイルのダウンロード場所が違うので気をつけてください。
取引履歴ファイルのアップロードで「フォーマットエラー」という表示が出てアップロードできない場合、アップロードしようとしているファイルのダウンロード場所が違う可能性が高いです。

コイン別に、取得単価と損益の一覧を表示させることもできます。
コイン別の損益表示

まだ2017年分だけですが、年別の損益を表示することもできますね。
年別の損益表示

各取引所での取引履歴のダウンロード場所は、ヘルプから確認できます。
仮想通貨取引所の取引履歴ダウンロード場所

ヘルプの内容は基本的な使い方から計算方法の説明まで。充実しています。
クリプタクトのヘルプが充実


Zaifだけは取引履歴のダウンロードを一時停止しているようなので、再開を待つしかなさそうです。
2018年1月26日、Zaifの取引履歴ダウンロードが再開されました。


さて、早速クリプタクトで今年の取引履歴を計算させてみたところ、どうやら取得単価の移動平均法のおかげか、確定申告が必要な20万円以下の利益であることが判明しました。

※ハードフォークに伴い付与されたビットコインキャッシュなどは購入履歴に反映されないので、売却履歴が存在すると、存在しない数量に対する売却扱いとなり、エラーになります。これは、取引履歴のcsvファイルに、購入価格0円の行を追加することで解消できました。

クリプタクトの運営体制は?

いくら便利そうなサービスといっても、運営体制があやふやなサービスには取引履歴を任せたくないですよね。

クリプタクトの場合、サービス開発者のTwitterアカウントが公開されています。

また、少人数ですがサポート窓口もアナウンスされていますので、問い合わせはTwitterかメール問い合わせということになりそうですね。
f:id:tempo96:20180101230444j:plain

今はまだバリバリの開発途中で、メンテナンスで利用不可になる時間帯がちょくちょく発生するのでTwitterアカウントをフォローしておくのをオススメします。

少し触ってみた感じ、取引履歴ファイルをアップロードするだけで、仮想通貨の損益計算をおこなってくれるので、かなり使い勝手は良いです。

繰り返しになりますが、今のところ先着での登録開放のようなので、気になる方はお早めに登録どうぞ。
2018年1月現在、クリプタクトの登録上限が撤廃されました。仮想通貨の損益計算に困っている方は、ぜひ使ってみてください。

まとめ:仮想通貨の税金目安はcryptactで一発!・・・でいいのか?

cryptactの自動計算によれば、僕の場合は2017年に仮想通貨の売買で得た利益が20万円以下なので、確定申告は不要となります。

個人的な事情ですが、確定申告が不要ということはふるさと納税のワンストップ特例申請が使えますので、これもありがたいです。
【2018.1.1追記】
正しく理解できていなかったので訂正します。
雑所得が20万円以下であっても、住民税の申告は必要となります。住民税の申告を行うと、ワンストップ特例申請は適用できません。なので、確定申告は必要となります。

【2018.1.1追記ここまで】

しかし仮想通貨の移動平均がわかるようでわからないようで・・・と少し曖昧なので、もう少し自分で計算してみます。よかったら使ってみた方の感想も聞かせていただけると嬉しいです。

仮想通貨の税金計算サービスで他に見つかったものを拾ってみました。僕は使っていないのですが、参考になれば幸いです。

無料で使える仮想通貨損益の自動計算サービスとして、G-taxも使ってみました。よければこちらもどうぞ。

・Gurdian
www.aerial-p.com
・BitTax
bittax.jp
・Keiry
www.keiry.jp

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ではでは。