コンピュータはデータの大きさをByte(バイト)単位で表します。
1Byteはさらに8Bitに分けられます。このBitがデータを表す最小単位で、0または1の値を取ります。
一般的に、1000倍ごとに Byte < KB < MB < GB < TB < ・・・と、表記が変わっていきます。1000倍ごとなので、KB=10の3乗、MB=10の6乗、GB=10の9乗・・・といった具合です。(1000B = 1KB, 1000KB = 1MB・・・)
この表記法は10進数に基づいています。(JIS Z8203、国際単位系(SI))
しかしながら、コンピュータ内の2進数表現に従うと、1024B = 1KB, 1024KB = 1MB・・・が正確な値となります。データの大きさを正確に表現するために、国際単位系の単位に、2進数を意味する「binary」を付与した単位があります。
- KB ⇒ KiB(KiroBinaryByte:キビバイト)
- MB ⇒ MiB(MegaBinaryByte:メビバイト)
- GB ⇒ GiB(GigaBinaryByte:ギビバイト)
- TB ⇒ TiB(TeraBinaryByte:テビバイト)
- ・・・
といったように表します。
参考サイト
情報の単位
ではでは。
情報技術は日進月歩の世界ですが、コンピュータの基礎理論は変わらないものです。個人的には、そうした基礎知識は体系立てられた書籍で学ぶのが適していると考えています。
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