今年もやってきました。確定申告の季節です。この記事では事前準備をまとめておきます。
なお、今年から確定申告書コーナーがスマートフォンに対応しました。なので今年からはスマートフォン1台で確定申告を完結させていきます。
令和6年分の確定申告はスマホとマイナポータル連携でさらに便利に!|国税庁
なお自分の属性ですが、会社員で年末調整済み、扶養者なしのためだいぶシンプルな確定申告になっていると思います。
必要なもの
マイナンバーカード
ふだん入力しないと忘れがちですがパスワードが必要になります。思い出しておきましょう。
「利用者証明用電子証明書」のパスワード(4桁)
スマートフォン
使用したのはiPhone15です。確定申告書作成コーナーではSafariを使います。
マイナポータルアプリ
マイナポータルアプリをダウンロードしておきましょう。
昨年度(令和5年分)の確定申告書
損失繰越や外国税額控除の入力がある場合、昨年の確定申告書の数値を転記する箇所があります。手元に残っていれば用意しておいたほうが便利です。
事前準備
マイナポータル連携
確定申告で役立つ各種証明書をマイナポータルから連携しておきます。今回連携しておいたのは次のものです(昨年連携済みのものも含む)
医療費控除
マイナ保険証のためマイナポータル連携済みです。
寄附金控除
楽天ふるさと納税を使っているので、マイナポータル連携しています。
住宅ローン控除
国税庁から「住宅借入金等特別控除証明書」と、「住宅取得資金に係る借入金等の年末残高等情報」を連携しています。ただし今回は住宅ローン控除の初年度ではないので、年末調整で申告済みです。そのため、確定申告書作成コーナーでの作成時にマイナポータル連携対象から外します。詳しくは手順編にて。
給与
今年から、源泉徴収票の電子データが所管の税務署に連携されるようになりました。これは昨年からあったようですが、勤め先では導入されたのが今年からでした。源泉徴収票の内容が確定申告書作成コーナーで自動連携されるので、めっちゃ便利でした。
株式の特定口座
SBI証券、マネックス証券、楽天証券でそれぞれ特定口座の取引があったので、年間取引報告書を取得しています。
連携手順
証明書等の取得手順は簡単です。まずマイナポータルアプリからマイナポータルにログインして、「確定申告」をタップします。
「証明書等の取得状況を確認する」をタップします。
「証明書等を選択する」をタップ。
次の画面で、必要な証明書等を取得手続き方ができます。私の例でいうと、給与所得の源泉徴収票や医療費通知情報は自動で連携されていましたが、ふるさと納税や株式の特定口座年間取引報告書の連携は手動で連携しています。説明に従っていけば特に難しいところはありませんでした。
証明書の取得ができたら、画面下部の「次へ」をタップします。
画面下部の「e-Taxで確定申告をはじめる」をタップします。
すると確定申告書作成コーナーが表示されます。
ここから先は確定申告書を作っていく手順になるので、別の記事に分けておきます。準備といってもそんなに難しいことはないですね。マイナンバーカードのパスワードを思い出すのが1番大変かもしれません。気をつけましょう。