勤め先で導入している確定拠出年金の加入者全体の運用利回りを月次でウォッチしています。今回は2024年7月末分です。
利回り10%以上の割合が5ポイント近く下げました。(26.45%→21.89%)
7月下旬にかけて円高が進行したので、その影響かもしれません。海外株式を選択するのが昨今のブームだったと思いますが、円建てで計算されると含み益も積み上がります。8月最初の金曜日ではかなり大規模な日経平均下落が起きましたが、下落率では歴代20位にも入らず。しかし、迎えた翌営業日の8月5日月曜日は歴代2位の下落率を記録するほどの大暴落となりました。円高の進行も進み、オルカンなど海外株式に投資するインデックスも株安と円高のマイナスをまとめて食らった格好です。こういう時も慌てず、長期投資の強みを活かすためにしばらく相場と距離を置き、淡々と積立が行われるのを待つのが肝要ですね。来月末の記録では利回り10%以上の割合はかなり悪化しそうです。米国利下げの方向なので、債券の割合を高めてもいいかなと思っています。