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20代会社員。人生を一歩ずつ、歩いています。

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【感想】グレイテスト・ショーマンで語られる居場所と家族

2月16日(金)からグレイテスト・ショーマンが公開中です。

 

X-MENのウルヴァリン役や、レ・ミゼラブルで主人公を務めたヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画で、音楽制作はラ・ラ・ランドと同じメンバが集結しました。

 

ミュージカル映画といえば踊りと歌!こうした演出がすきなこともあって、ひさびさに映画館に足を運びました。

 

なかなか考えるところも多く、面白かったので感想をまとめてみました。

主人公のモデルは実在した興行師・バーナム

主人公のモデルは18世紀にアメリカで活躍したP.T.バーナム。

 

貧しい仕立て屋に生まれ、父親の手伝いでお得意先についていった時に出会ったのが、のちの妻となるチャリティでした。

 

やがて父親が病に倒れ、バーナムは生き延びるために窃盗に手を染めたりしますが、運よく見つけた鉄道会社の仕事で資金を貯め、チャリティを迎えに行き、結婚して二人の娘にも恵まれます。

 

その後、不景気で貿易会社を解雇されたことをきっかけに博物館を設立。娘の一言にヒントを得ながら、博物館はやがてサーカス・ショーとして評判を集めることになるのでした。

 

ところでここまで1時間くらいなんですよ。あれ?もうフィナーレか?と思ってしまいましたがまだまだ物語は続きます… 

自分の居場所と家族について

物語中でたびたび表現されるのが身分・立場の違いです。バーナムは貧しい仕立て屋の出身。いっぽうで妻のチャリティは裕福な上流階級の出身。

 

サーカスのビジネスパートナーとなるフィリップは社交界にも顔が利く紳士でありながら、彼が恋したのはサーカスの一団員であるアンでした。

 

そのほか、バーナムがショーに勧誘したメンバは「ユニークな人」というテーマの元に、ヒゲ女や巨人、低身長に全身刺青男、とにかく毛深い人間など。

彼らはそれまでの人生で、堂々と社会に認められた存在ではなく、細々と日陰に行きてきたようなものでした。

 

そんな彼らにとって、自分が輝ける場所を与えてくれたバーナムと、そこで出会った同じ境遇の仲間たちはまさに「家族」となったのでしょう。

 

成功を求めるバーナムがフィリップの手引きで出会ったオペラ歌手、ジェニーも良いキャラクターです。彼女にアメリカでの公演を打診するときのセリフがなんとも切ないです。

 

「サーカスは客を楽しく騙す。一度くらい本物を見せたい」

 

実現したアメリカ公演で、圧倒的な”本物”を魅せつけられたバーナムとサーカスメンバの温度差が、見ていてもどかしかったです。

 

でも正直バーナムの気持ちもわかる気がするんですよね。家族がいて、飢えもせず毎日暮らしていければ、幸せなんですよ本当は。でももっともっと成功したい、自分を認めてこなかった社会に、成功を見せつけてやりたいという焦燥感のような感情。

こういうのってなかなか自分では気づけない状況だと思います。

 

 

だからこそ、バーナムとチャリティが海岸であらためて会話するシーンが胸に沁みました。

 

バーナムの「私は成功を求めすぎた」に対して、チャリティの返答が…すげーなあ。

 

とある事件で全てを失ったバーナムですが、サーカスや家族の支えもあって再起するシーンはやっぱりミュージカルとして盛り上がる場面です。かつてフィリップを勧誘したバーで、今度は迎えられる・・・いやあ熱いです。

 

ちなみに、このフィリップをサーカスに勧誘するシーンもかなり最高ですよ。

自由のないそんな居場所で楽しいか?俺と来れば羽ばたけるぞ!というバーナムの強いメッセージとフィリップの掛け合いは、ミュージカル映画でしか表現できないものだと思います。

 

ただの会話ではあそこまで感情のぶつかり合いはなかなか描けない。

 

ミュージカル映画として

ヒュー・ジャックマンが出演するミュージカル映画を見たのは2本目です。最初はレ・ミゼラブル(2012年)でした。

 

当時と本作ではかなり歌い方が違うなーと感じたのですが、ポップ寄りの歌唱にするためにトレーニングをしたそうです(パンフレット¥720 にインタビューがありました。)

 

グレイテスト・ショーでは演出も曲調も、かなり色彩豊かな感じがします。まさにポップな感じ。レ・ミゼラブルではどっしりとした、いわば陰鬱な重金属みたいな見せ方が多かったような印象があります。

 

個人的にはレ・ミゼラブルの方が芯のあるダイナミックな声で好みですけどね。

 

ちなみにレ・ミゼラブルの誕生25周年記念公演で主人公を演じたアルフィ・ボーというオペラ歌手がいるんですが、彼の声もかなり心に響きます。youtubeにも彼の歌唱があるので、ぜひ聞いてみてください。

www.youtube.com

まとめ:自分にとっての幸せとは、居場所とは

ブログを始めてから、自分の得意なことってなんだろうなあと考えることが多くなったので、居場所と家族と、幸せについて考えさせてくれる温かい気持ちになれる映画でした。

 

this is the greatest show!

www.youtube.com